

こんなこと、いつのまにか感じていたり、ぼやいたりしていませんか?
シワは、確実にあなたの見た目年齢を上げています。
何にもしないでいると、ほかの人より老け顔になるのが早く、実年齢より上に見られることが多くなってしまいます。
おじさん、おじいちゃんなんてまだ言われたくない!
それならシワについて知っておいたほうが吉ですよ。
いつまでも若々しくさわやかで、モテる男になりましょう 😎
この記事を書いてる人

資格:スキンケアアドバイザー(日本スキンケア協会の公式)
シワを改善する有効成分とは?~男女どちらも必見~
シワを改善するアプロ―チや効果は以下のとおりです。
シワ・たるみ対策
- シワを改善する
- 乾燥対策
- 真皮にアプローチ
- 抗酸化
- 表情筋対策
- シワをピンとのばす
- シワや毛穴を目立たなくする
それぞれの有効成分とその効果を、以下の表にまとめましたので参考にしてください。
効果 | 成分 | かんたん解説 |
シワを改善する | レチノール(ビタミンA) | 表皮のヒアルロン酸をつくるのを助けることにより、シワを改善する効果あり
資生堂が「シワを改善する」という効能を取得 |
三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニル
ピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニル ベンゾイルアミノ酢酸Na(ニールワン) |
2016年にPOLAが日本ではじめて「シワを改善する」という効能を取得
エラスチンを分解し、シワをつくってしまう好中球エラスターゼの働きを抑える効果がある |
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ナイアシンアミド(リンクルナイアシン)
ニコチン酸アミド、ビタミンB3 |
KOSEが「シワを改善する」という効能を取得
ビタミンBの一種で表皮と真皮に効果あり 美白有効成分にも利用される |
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乾燥対策 | パルミチン酸レチノール(ビタミンA誘導体) | 表皮のヒアルロン酸の産生を高める効果あり
ただし、「シワを改善する」という効果は承認されていない |
レチノイン酸トコフェリル(ビタミンA・E誘導体) | ビタミンAのシワ改善効果とビタミンEの抗酸化効果をあわせもつ | |
ヒアルロン酸ジメチルシラノール(ヒアルロン酸誘導体) | ヒアルロン酸よりも高い保湿効果あり | |
セラミド3・セラミド6Ⅱ | 老化により減ってしまう成分 | |
真皮にアプローチ | パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na | コラーゲン生成促進効果
抗酸化効果のあるビタミンCを利用し、より深部に届くように設計されたビタミンC誘導体 |
3-O-セチルアスコルビン酸(ビタミンC誘導体) | コラーゲン繊維の束の形成をうながすことでシワを抑える | |
パルミトイルトリペプチド‐5 | 真皮にあるコラーゲンの合成をうながす | |
ジパルミトイルヒドロキシプロリン | エラスチン分解酵素(好中球エラスターゼ)のはたらきを抑える | |
抗酸化 | フラーレン | 紫外線につよい安定した抗酸化力がある |
トコフェルリルリン酸Na(dl-α-トコフェリルリン酸ナトリウム、ビタミンE誘導体) | 皮ふのなかで高い抗酸化力をもつビタミンEに変換
肌荒れ防止効果もあり |
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アスタキサンチン(ヘマトコッカスプルビアリスエキス) | ビタミンEよりも高い抗酸化力がある
エビやカニ、鮭などに多く含まれる |
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ユビキノン(コエンザイムQ10) | 抗酸化効果あり | |
表情筋対策 | アセチルヘキサペプチド‐8 | 表情筋の収縮をよわめて、シワを改善する |
ジ酢酸ジペプチドジアミノブチロイルベンジルアミド | ボトックス作用をもつ成分 | |
シワをピンと伸ばす(表面にヴェールをつくる) | コポリマー(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル) | 皮ふ上でつっぱり感のないヴェールをつくることでシワを改善する |
シワや毛穴を目立たなくする(パウダー) | ナイロン‐6 | ソフトフォーカス(ぼかし)効果をもつ |
コポリマー(1,4-ブタンジオール/コハク酸/アジピン酸/HDI) | テカリ、べたつきを抑える | |
クロスポリマー(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン) | やわらかくなめらかな使い心地 |
スキンケア用品などを買うときに、成分表などを見てみましょう。
【関連記事】
- レチノールの種類(ビタミンA)シワや肌荒れに効く万能成分
- セラミドの種類一覧表★肌のバリア機能に欠かせないセラミドについて
- ヒアルロン酸の種類★化粧品に含まれる5つのタイプについて
- 肌の抗酸化とは?キレイな肌づくりのポイントは活性酸素を減らすこと
また、たるみについては以下の記事でさらにくわしく解説しています。
顔のたるみ改善方法7選~男だって若々しくキレイな肌でいたい~
ぜひご覧ください。
男性のシワの原因とは?~老け顔になりたくない~
シワの原因は、
シワの原因
- 加齢
- 乾燥
- 紫外線
- 喫煙
- 運動不足(筋トレ)
などがあげられます。
これらの原因により、真皮がダメージを受けてゆるむとハリを失って肌がたるみます。
そしてたるんだところに溝ができることで「シワ」になってしまうのです。

とくに男性は、日焼け止めをぬらない人がほとんどです。
将来、老け顔になるかどうかは日々の積み重ねが大切になってきますよ!
1年中、外に出る時は日焼け止めは塗るようにしてくださいね。
また意外や意外。
運動不足(筋トレ)もシワやたるみに関係しています。
運動と肌の関係については、以下の記事でさらにくわしく解説していますのでぜひご覧ください。
運動と肌の意外な関係や効果とは?おすすめ運動法や継続させるコツ
男性必見!シワの改善方法~老け顔予防~
肌にハリを与えてシワ・たるみをケアするポイントはこちら!
シワ・たるみケアポイント
- 紫外線をさける
- しっかり保湿して乾燥対策
- 特にデリケートな目元は入念に
- マッサージで肌細胞を活性化
- スキンケアは長めのスパンで使う
- 運動(筋トレなど)する
紫外線をさける
UVケアをしている人としていない人では、5年後、10年後に肌に大きな差が出てきます。
紫外線はお肌の大敵!
外に出るときは、日焼け止めクリームをかならず塗るようにしましょう。
しっかり保湿して乾燥対策
乾燥が原因のシワは、肌にうるおいを与えることにより改善されます。
しっかり保湿することで、肌がうるおいとやわらかさを保ち、シワを定着させにくくできるのです。
また、乾燥肌・敏感肌の方には、以下の記事がおすすめです。
特にデリケートな目元は入念に保湿
目のまわりの皮ふはとてもうすくデリケート。
皮脂も少ないので、オイル多めのアイクリームなどをえらびましょう。

いっぽう、目の下のクマも肌のたるみが原因の場合がありますよ。
目のクマについては、以下の記事がおすすめです。
顔マッサージで肌細胞を活性化
表情筋の衰えはシワの原因!
フェイスマッサージで血流の流れをうながし、細胞を活性化させてリフトアップしましょう。
フェイスマッサージをするときは、しっかり保湿しながらをおこなってくださいね。
スキンケア用品は長めのスパンで使う
化粧品によるスキンケアは、医薬品とちがって効果が出るまでに時間がかかります。
使ってすぐに効果がでないからとやめてしまうのはNG。
数ヶ月は同じものを使いつづけてみましょう。
運動する(筋トレなど)
運動しましょう!
…と言ってもなかなか始められませんよね。
そんなときは、以下の記事を読んでみてください。
運動と肌の意外な関係や効果とは?おすすめ運動法や継続させるコツ
日々のなかに、運動をする習慣をつくっていきましょう。
通勤、家事、お昼休みなどなど、実は運動を取り入れるスキマはいっぱいあります。
まずはストレッチからでも始めてみましょう 🙂
まとめ
シワまとめ
シワは老化や紫外線、表情筋の衰えなどのさまざまな要素が原因
シワを改善する有効成分には、レチノールやナイアシンアミド、ベンゾイルアミノ酢酸Naなどがある
紫外線や乾燥対策、マッサージなどは入念に!
化粧品のスキンケアは効果が出るまでに時間がかかるため根気強くつづけること
肌のために運動もしていきましょう!
【関連記事】
今回は以上です。
参考になればうれしいです。
ありがとうございました。