
今や男性も当たり前にスキンケアをするようになりました。
だけどあなたは、化粧水と乳液の違いって答えられますか?

そんなわけで今回のテーマはメンズ必見!【化粧水と乳液の違い】です。
そのほか、クリームや美容液との違いも解説しています。
化粧品の基礎知識としてぜひチェックしておきましょう。
それではさっそく!ラインナップはこちらです。
化粧水と乳液の違い★メンズも必見!化粧品の基礎知識
化粧水と乳液の違いはズバリ、【成分構成】の違いです。
化粧水や乳液などの化粧品は主に、
化粧品の主な成分
- 水
- 水性成分
- 油性成分
- 界面活性剤:本来混ざり合わない水と油の仲立ちさせ、肌に浸透させやすくする役割
の4つの成分をベースにしてつくられています。
それぞれの成分の濃度や配合によって製品名は異なりますが、実は成分での定義はありません。
それではココで、基本的な化粧品の成分構成を見ていきましょう。
化粧水と乳液の一般的な成分構成を比べてみるとこんな感じです。
化粧水 | 乳液 |
水:80~95%
水性成分:5~20% 油性成分0~0.5% 界面活性剤0~1% |
水:70~90%
水性成分:5~20% 油性成分1~10% 界面活性剤1~5% |
肌に必要な水分を補い、水分バランスを整える
種類によってはひきしめ(収れん)や浸透を促進するものもある |
化粧水とクリームの中間的なアイテム
肌の水分と油分のバランスを整え、やわらかくなめらかにする 通常は化粧水のあとに使用される |
注目すべきは水と油性成分のちがい。
化粧水は水分が多く油性成分が0~0.5%と少ないのに対して、乳液は水は化粧水より少なめで油性成分は1~10%と少し多めです。
またいっぽうで、よく聞かれる質問がこちら 🙂

結論としては、オイリー肌にも乳液は必要です。
なぜならオイリー肌になる理由のひとつは肌の水分と油分のバランスが関係しているからです。
油分の少ない化粧水だけだと、水分と油分のバランスが崩れ、それを補おうと肌が皮脂を過剰に分泌してしまいます。
それに乳液は化粧水の水分を蒸発させない役割もあるため、化粧水と乳液はセットで使うようにしてください。
ただあまりにもオイリー肌が気になる場合は、乳液でも油分少なめのものをえらんだり、朝は乳液を控えて夜だけ使ってみたりするなどして調整するのがおすすめですよ 😉
化粧水と乳液とクリームの違いは何?
それではつづいて、クリームとも比べてみましょう。
化粧水 | 乳液 | クリーム |
水:80~95%
水性成分:5~20% 油性成分0~0.5% 界面活性剤0~1% |
水:70~90%
水性成分:5~20% 油性成分1~10% 界面活性剤1~5% |
水:50~85%
水性成分:5~20% 油性成分5~40% 界面活性剤2~8% |
肌に必要な水分を補い、水分バランスを整える
種類によってはひきしめ(収れん)や浸透を促進するものもある |
化粧水とクリームの中間的なアイテム
肌の水分と油分のバランスを整え、やわらかくなめらかにする 通常は化粧水のあとに使用される |
水性成分と油性成分の組み合わせの自由度が高く、さまざまなタイプのものがある
他のアイテムに比べて肌表面に油分を補う効果が高い |
おそらくご想像のとおり3つの違いは、クリームは化粧水、乳液に比べて油性成分が多いことです。
クリームと呼ばれるものは、テクスチャーも「ねっとり」「とろ~り」しているものが多いですよね。
これらは油性成分の多さが関係しています。
さらに本来混ざり合わない油と水の仲立ちをして、肌への浸透を促す役割をもつ界面活性剤が多いこともポイントです。
化粧水と乳液と美容液の違いは何?
さいごに肌への効果が高いイメージのある【美容液】
美容液と化粧水・乳液との違いはなんでしょうか…?
結論、実は【美容液】には明確な定義がありません。
一般的には「保湿成分や美容成分が多めに含まれているもの」と言う位置づけだそうですが、成分も配合量の目安などは決まっておらず、メーカーによってまちまちです。
しいて化粧水と乳液との違いを言うのであれば、美容成分が多め(であろう)ということしか言えません。
美容液をえらぶときは、美白やシワ・シミ、ニキビなど、自分肌悩みに合わせて成分を確認してから購入するのがおすすめです。
くわしい成分については以下の記事がおすすめですのでぜひチェックしてみてください。
〈シワ・シミ関連記事〉
〈美白関連記事〉
〈ニキビ関連記事〉
顔ニキビを治すスキンケアとは?顔ニキビの種類別スキンケア方法
以上です。
ありがとうございました。