ニキビは日ごろの食生活や睡眠、生活習慣などが大きく関わっています。
さらに男性ホルモンの影響により、男性は女性よりもニキビがつねにできやすい状態です。
皮脂分泌も女性の2~3倍と言われています 😐
また髭剃りなどの生活習慣で肌への刺激が多く、バリア機能が低下することによりニキビができやすいです。
よって男性は女性よりもニキビができやすく、日ごろから気をつけないと、すぐにニキビができてしまいます…。
そこで今回のテーマは【ニキビ改善★男性編】です。
男性が気をつけたい、ニキビの改善方法についてまとめましたので参考にしてください。
それではさっそく参りましょう、ラインナップは目次から 😎
【男性編】ニキビ改善方法9選
きほん、ニキビの治し方については男女差はありません。
ですが男性は、女性より皮脂分泌が多いことが注意点ですよ 😉
男性編★ニキビの治し方
- 油分を含んだスキンケア商品を使わない
- ビタミンC誘導体のスキンケア用品で皮脂分泌を抑える
- 抗炎症成分、抗酸化成分が配合されたスキンケア用品をつかう
- 洗顔しすぎない
- 刺激物や油っぽい物、甘い物を控える
- さわらない&つぶさない(肌を清潔に)
- 野菜やフルーツ、発酵食品などをたくさん食べる
- 清潔な寝具でよく寝る
- 皮膚科へ行く

1.油分を含んだスキンケア商品を使わない
ニキビができたときは、油分フリーな(もしくは少ない)ものに切り替えましょう。
油分はニキビの元となるアクネ菌などのエサになってしまいます。
クレンジングなどもオイル系ではなく、ミルク系やジェル系がおすすめです。
2.ビタミンC誘導体のスキンケア用品で皮脂分泌を抑える
ビタミンC誘導体には、過剰な皮脂分泌を抑える効果があります。
スキンケア商品では、ビタミンCの別名【アスコルビン酸】などで表示されていますのでご注意ください。
また、皮脂分泌抑制成分として、
- ライスパワーNo.6
- ピリドキシンHCL
- 10-ヒドロキシデカン酸
などもチェックしておきましょう。
3.抗炎症成分、抗酸化成分が配合されたスキンケア用品をつかう
主な抗炎症成分と抗酸化成分はこちら 🙂
抗炎症成分 | 抗酸化成分 |
グリチルリチン酸ジカリウム
グリチルレチン酸ステアリル アラントイン ε-アミノカプロン酸 |
フラーレン
トコフェリルリン酸Na アスタキサンチン ユビキノン リン酸アスコルビルMg リン酸アスコルビル3Na |
スキンケア用品をえらぶときの参考にしてください。
ちなみにニキビにおすすめな化粧水などをまとめたものは、以下の記事がおすすめです。
興味のあるかたはぜひご覧ください。
4.洗顔しすぎない
洗顔のしすぎは【乾燥】を招き、それを修復しようと皮脂分泌が過剰になってしまいます。
洗顔は朝晩の2回まで!
また、洗顔料がニキビを悪化させることがありますので、すすぎはていねいにしっかり行いましょう。
5.刺激物や油っぽい物、甘い物を控える
食生活の乱れはすぐニキビに直結します。
筆者もチョコを食べるとすぐニキビができてしまいます…。

だけどニキビを早く治したいなら、刺激物や油っぽいもの、甘い物を控えましょう。
6.さわらない&つぶさない(肌を清潔に&髭剃り注意)
ニキビができると、どうしても気になって…。
そんな気持ちをグッとおさえましょう。
ニキビを治すには【さわらない&つぶさない】が鉄則です。
とくに髭剃りをするときなどは注意してくださいね!
だがしかし!
どうしても潰したいという人は、以下の記事をご覧ください。
あまりおすすめしませんが、ニキビの潰し方についてまとめてあります。

7.野菜やフルーツ、発酵食品などをたくさん食べる
野菜やフルーツ、発酵食品などをたくさん食べましょう。
野菜やフルーツに含まれるビタミンには、肌のターンオーバーを正常化!
また発酵食品のヨーグルトは腸内環境を整え、豆乳や納豆に含まれるイソフラボンは皮脂分泌抑制効果があります。
これらの食べ物を積極的に摂ることで、ニキビ治りのスピードに差が出てきますよ 😉
8.清潔な寝具でよく寝る
睡眠は6~7時間以上確保してください。
そしてできれば、同じ時間に寝ることをおすすめします。
また、雑菌がいる枕や寝具などでは、さらにニキビを悪化させる可能性があります。
注意しましょう。
9.皮膚科へ行く
ニキビができたら、すぐに皮膚科へ行くのもありです。
皮膚科で薬などを処方してもらえれば、早く治る確率は格段に上がります。

皮膚科で適切な治療を受けるのがベストですよ!

ニキビで皮膚科に行く人はどんどん増えてきています。
ニキビで困ったら、ぜひ皮膚科に行ってみてください。
【男性編】ニキビができてしまった…ニキビ別改善方法
ニキビができるメカニズムはこんな感じ 🙂
【ニキビができるしくみ】
ニキビは毛穴がつまり、アクネ菌や雑菌が増えることで起きる炎症です。
そしてニキビには種類があります。
ニキビの過程は、白(黒)ニキビの初期状態から、赤ニキビ、黄色ニキビと変化します。
きちんと対処しないと、ニキビ跡がのこる可能性もありますので注意してください。
ニキビの種類
- 白ニキビ
- 黒ニキビ
- 赤ニキビ
- 黄ニキビ
白ニキビ・黒ニキビ
毛穴につまった皮脂が固まり、毛穴にフタをしてしまう状態です。
このフタの役割をする小さな円柱状のかたまりをコメドといいます。
ニキビの初期状態で、表面が白いものを白ニキビ、表面が黒いものを黒ニキビと呼びます。
この状態の白ニキビ・黒ニキビには、肌の角質などを落とすピーリングなどがおすすめ!
古い角質をしっかり除去することで、肌のターンオーバーを促すことができます。
ピーリングは、クリニックや市販のピーリングジェルなどでおこなうことができますよ 🙂
ただしやりすぎは、肌を傷つけるので注意しましょう。
赤ニキビ
赤ニキビは、コメドを中心に、まわりの皮膚が赤くなって固まっている状態。
このとき、ニキビの原因であるアクネ菌によって炎症が起こり、痛みやかゆみを引き起こします。
赤ニキビのときは、ビタミンCや抗炎症成分の含まれたスキンケア用品や薬を摂取するのがおすすめです。
さらに、酸化・分解された皮脂が治りにくいニキビの再発原因になることもあるので、抗酸化成分が配合されたものも積極的に取り入れましょう 😉
抗炎症成分 |
|
抗酸化成分 |
|
黄ニキビ
黄ニキビは、赤ニキビが悪化し膿をもった状態のこと。
基本的な対処法は赤ニキビと同じで、ビタミンC、抗炎症成分、抗酸化成分の摂取をおこなってください。
また、皮膚科やクリニックでの治療では、針などで膿を取り出す、面ぽう圧出治療などが行われます。
男のニキビ改善★食べもの(飲みもの)編
ニキビができたときに、積極的に食べたい食べもの(飲みもの)はこちら 🙂
ニキビができたとき食べたい
食べ物&飲み物 |
成分 | 効果 |
|
タンパク質 | 肌の材料(コラーゲン)
肌のハリや弾力を保つ |
|
ビタミンB2 | 肌の新陳代謝を促す
皮脂量をコントロールする |
|
ビタミンB6 | 肌の新陳代謝を促す
皮脂量をコントロールする |
|
ビタミンE | 肌の新陳代謝を促す
血行促進で肌荒れ解消 |
|
食物繊維 | 腸内環境をととのえる |
|
ビタミンA | 肌のターンオーバーを整える
コラーゲン・ヒアルロン酸の生成促進 |
|
ビタミンB1 | 肌のバリア機能の低下を防ぐ
疲労回復 |
|
ビタミンC | 肌のバリア機能の低下を防ぐ
メラニンの生成抑制 コラーゲンの産生促進 しみ・しわの改善 紫外線による光老化の予防と改善 |
とくに男性は、皮脂量をコントロールしてくれるビタミンB群と、美肌全般によいとされるビタミンCを積極的にとっていきましょう 😉
まとめ
男性編★ニキビ改善まとめ
男性編★ニキビ改善
- 油分を含んだスキンケア商品を使わない
- ビタミンC誘導体のスキンケア用品で皮脂分泌を抑える
- 抗炎症成分、抗酸化成分が配合されたスキンケア用品をつかう
- 洗顔しすぎない
- 刺激物や油っぽい物、甘い物を控える
- さわらない&つぶさない(肌を清潔に&髭剃り注意)
- 野菜やフルーツ、発酵食品などをたくさん食べる
- 清潔な寝具でよく寝る
- 皮膚科へ行く
ニキビ別改善方法
ニキビの種類 | 対処法 |
白ニキビ・黒ニキビ | 肌の角質などを落とすピーリングなどを行う |
赤ニキビ | ビタミンC誘導体、抗炎症成分、抗酸化成分が含まれたスキンケア用品を使う
皮膚科へ行く(薬などの処方) |
黄ニキビ | ビタミンC誘導体、抗炎症成分、抗酸化成分が含まれたスキンケア用品を使う
皮膚科へ行く(面ぽう圧出治療) |
ニキビ改善に効く食べ物&飲み物
食べ物&飲み物 | 成分&効果 |
肉、魚、卵、大豆・大豆製品、牛乳・乳製品 | タンパク質:肌の材料(コラーゲン)、肌のハリや弾力を保つ |
卵、納豆、レバー、焼き海苔 | ビタミンB2:肌の新陳代謝を促す、皮脂量をコントロールする |
マグロ、サケ、カツオ、バナナ、にんにく | ビタミンB6:肌の新陳代謝を促す、皮脂量をコントロールする |
アーモンド、ツナ缶、ドライトマト、ヘーゼルナッツ、すじこ | ビタミンE:肌の新陳代謝を促す、血行促進で肌荒れ解消 |
豆類、野菜、くだもの、海藻、きのこ | 食物繊維:腸内環境をととのえる |
にんじん、かぼちゃ、チーズ、卵 | ビタミンA:肌のターンオーバーを整える、コラーゲン・ヒアルロン酸の生成促進 |
玄米、胚芽米、豚肉、うなぎ、豆類、海苔 | ビタミンB1:肌のバリア機能の低下を防ぐ、疲労回復 |
パプリカ、ブロッコリー、キウイフルーツ、レモン | ビタミンC:肌のバリア機能の低下を防ぐ、メラニンの生成抑制、コラーゲンの産生促進、しみ・しわの改善、紫外線による光老化の予防と改善 |
以上です。
ありがとうございました。