【美腸】
腸は第2の脳と呼ばれるほどの働きがあり、「肌を映す鏡」と言われています。
美容や健康を保つうえで、かなり重要な臓器と言えるでしょう。
美腸を極めることが、肌の美しさへ繋がると言っても過言ではありません。
美腸★腸内環境について
腸にはおよそ1億個の神経細胞が存在し、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンは、90%が腸内でつくられています。
そして腸内環境は健康な人の場合、以下の菌で成り立っています。
腸内菌の割合
- 善玉菌:20%
- 悪玉菌:10%
- 日和見(ひよりみ)菌:70%
ポイントは上記3番目の「日和見(ひよりみ)菌」
この日和見菌は、食事や生活習慣によって善玉菌にも悪玉菌にもなる、手のひら返しがすごいヤツです。(笑)
以下にこの日和見菌を善玉菌の味方につけるかが、美腸への第一歩と言えるでしょう。
また腸は免疫機能をつかさどり、自律神経を安定させ、体内の代謝やビタミン・ホルモン合成に欠かせない働きをしています。
腸内の悪玉菌が増えると、有害物質が生成されやすくなり、肌荒れや便秘の原因となります。
腸内環境が改善し、腸のぜん動運動が活発に行われると、便通がスムーズになり、老廃物の排出促進、むくみや冷え、肌荒れなどを解消することが可能です。
さらに言えば、体内での栄養の吸収率が上がるので、美肌だけでなく健康という側面から考えても、やはり美腸をめざすべきと言えますね 🙂
美腸のために取り入れたい習慣
美腸のために取り入れたい習慣は、「飲む」「食べる」「出す」の3つ。
おすすめの習慣は以下のとおり。
美腸のおすすめ習慣
- 朝起きてコップ1杯の白湯または水(常温)をのむ
- 朝食をしっかり食べる
- 便意がなくてもトイレに座り排便することを意識する
朝起きてコップ一杯の白湯または水(常温)をのむと、腸のぜん動運動が促進されます。
そして朝食をしっかり食べることで、体内時計が整い、さらに胃や腸が刺激され腸が活発に動くしくみです。
その後、トイレに座り排便することを意識すると、お通じがスムーズになる傾向がありますのでぜひ試してみてください。
美腸をつくる食事のポイント
美腸をつくる食事のポイントは、
- 食物繊維
- 発酵食品
- オリゴ糖
の3つです。
上記3つをパパっと取り入れるのにおすすめなのは【味噌汁】
発酵食品の味噌を使い、好きな野菜やキノコ類を加えるだけで簡単に美腸を叶えることができます。
一方、味噌汁で物足りない人は、豚汁やけんちん汁にすると満足感が高まるでしょう。
野菜のなかでとくにおすすめなのは、ごぼうと玉ねぎ。
ごぼうは食物繊維とオリゴ糖が豊富、玉ねぎもオリゴ糖が豊富です。
また美腸におすすめな一品がもうひとつ。
それは「切り干し大根」です。
切り干し大根は不溶性食物繊維が豊富に含まれていて、味噌汁と合わせて食べるとさらに腸内環境に好影響を与えるでしょう。
さらに切り干し大根の良い所を挙げれば、常備保存が可能でらくちんなところですね。(笑)
美腸★まとめ
美腸をめざすには腸内にいる日和見菌を善玉菌の味方につけることがポイント
美腸のおすすめ習慣
- 朝起きてコップ1杯の白湯または水(常温)をのむ
- 朝食をしっかり食べる
- 便意がなくてもトイレに座り排便することを意識する
美腸におすすめな食事はごぼうと玉ねぎ入りの味噌汁と切り干し大根(食物繊維・発酵食品・オリゴ糖)
以上です。
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ありがとうございました。